「第1回デジタルアニメコンテンツシンポジウム」開催

2005年9月26日の「第1回デジタルアニメコンテンツシンポジウム」のお知らせです。


■ 開催日時・場所
日時: 2005年9月26日(月)11:00-18:00 (10:30 受付開始)
場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 G409会議室  
定員100名(入場無料)

■ テーマ
クリエイターと技術者のコラボレーション実現に向けて

■ 目的
デジタルアニメーションラボ(DAL)では、制作現場の生の声を反映した“本当に役立つアニメ制作の道具立て”を構築することを目的に2004年10月に活動を開始しました。第1回目の開催となる今回のシンポジウムでは、技術的な視点を主軸に、映像制作現場の方々とのディスカッションを通じて、今後の具体的な活動の指針を得ることを目的としています。また、この場が制作者と技術者のコラボレーションを実現する一助となることも目指しています。

プログラムでは、国内外の映像制作現場で活躍する講師を招き、アニメーション制作の現状と将来を展望します。また、現在DALで進行中の技術研究の紹介を交えながら “デジタルアニメに対する期待”をメインテーマに、映像制作者と技術者の双方の視点から意見交換を行います。

■ 対象
デジタル映像関係の技術研究者、開発者 ならびに 映像制作関係者

■ プログラム(同時通訳有)
11:00~11:10(10分)
           Welcome Address〔ATR 中村 哲〕
           ・・・シンポジウムの主旨・目的

11:10~11:40(30分)
           デジタルアニメーションラボの紹介〔早稲田大学 森島繁生〕
           ・・・Posterのクイックレビュー

11:40~12:30(50分)
           国内招待講演〔スタジオジブリ CG部次長 片塰 満則氏〕
           ・・・スタジオジブリの3DCG作法 -擬態のための分析と実践-

12:30~14:00(90分)
           Lunch & Poster

14:00~14:40(40分)
           研究成果発表:トゥーンシミュレーター
           Modeling and Animating Cartoon Hair 〔杉崎英嗣(早稲田大・Ca+)〕
           Directable Deformable Animation 〔近藤 亮 (慶応大・Vi+)〕
14:40~15:30(50分)
           海外招待講演〔Sony Pictures Imageworks Inc. Armin Bruderlin氏〕
           ・・・Sony Pictures Imageworksにおける技術開発とその実用化に向 けた取り組み

15:30~16:20(50分)
           海外招待講演〔Pixar Animation Studios Ronen Barzel氏〕
           ・・・映画「TOY STORY」や「Finding Nemo」に用いられた技術の紹介

16:20~16:35(15分)
           Short Break

16:35~17:50(75分)
           パネルディスカッション
           ・・・“デジタルアニメに対する期待をメインテーマとして、
             “2D vs 3D” “表現媒体と手法”
             “効率とクオリティ”などの観点から語る。

17:50~18:00(10分)
           挨拶

【主催】
 デジタルアニメーションラボ ( http://www.cavie-x.net/ )
 (早稲田大学、株式会社オー・エル・エム デジタル、株式会社 国際電気通信基礎技術
研究所(ATR))

【協賛】
 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)
 日本顔学会
 ヒューマンインタフェース学会
 社団法人 映像情報メディア学会
 画像電子学会

【後援】
 CG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)

【事務局】
 早稲田大学 森島研究室
 TEL:03-5286-3510 FAX:03-3586-3487
 E-mail:digianisympo_2005@mlab.phys.waseda.ac.jp