人と人工物,人工物を介した人と人とのインタラクションをテーマに,様々な分野・出自の研究者・実務者が一堂に会することで分野間のインタラクションを活性化させることを目的とするシンポジウム「インタラクション」のご案内です.
■ 開催日時・場所
日時: 2007年3月15日(木),16日(金)
場所: 学術総合センター/一橋記念講堂
■ 目的
人と人工物,人工物を介した人と人とのインタラクションをテーマに,様々な分野・出自の研究者・実務者が一堂に会することで分野間のインタラクションを活性化させることを目的とするシンポジウム「インタラクション」も11回目となり新たなサイクルに入りました.
1997年にスタートしたインタラクションはヒューマンインタフェース,グループウェアとネットワークサービス,ユビキタスコンピューティングを中心に,インタラクティブシステムの理論やデザイン,それらを実現するための要素技術やハードウェア,更にはインタラクティブアートなど多くの研究分野を巻き込みながら活性化を続け,近年では600名前後の参加者を数えるまでになりました.インタラクション2007も最新の技術や情報を交換し合い,人と人がふれあう「場」を提供するべく企画しております.
インタラクション2007では,厳正なる査読を経て選ばれる一般論文発表とデモを交えたインタラクティブ発表,更には萌芽的な研究を議論する場となるポスター発表が行われます.旬の研究者や境界領域の識者による招待講演によって,「インタラクション」の意味や実践について深く議論する機会を用意しています.
本シンポジウムにおける論文は多数の投稿から採択されており,その完成度は高いレベルにあります.それらのうちから優秀な口頭発表論文及びインタラクティブ発表論文を選定して賞を授与すると共に,質の高い発表のタイムリーな論文化を後押しする企画も進めています.
最新の研究成果を体感すると共に,皆で個人の情報処理から社会との関わりまでその方向性を考え,おおいにインタラクションを行おうではありませんか.
■ ホームページ
http://www.interaction-ipsj.org/
■ 対象分野
人と人工物,および人工物を介した人と人のインタラクションに関する研究成果一般
・インタラクティブシステム基礎(理論,デザイン,モデル,構成,評価技法等)
・インタラクティブメディア(デザイン,アート等)
・インタラクションの要素技術(マルチモーダル,言語,感性情報,グラフィクス,アニメーション,エージェント,バリアフリー等)
・インタラクティブなハードウェア(ウェアラブルコンピュータ,モバイルコンピュータ,ロボット,入出力デバイス等)
・マルチユーザインタラクション(グループウェア,CSCW,Web,組織知,コミュニティコンピューティング等)
・インタラクティブシステムの応用(教育,福祉,エンタテインメント,ユビキタス,創造性,電子商取引,ヘルプデスク等)
■ 発表/投稿形式
詳細・最新情報は http://www.interaction-ipsj.org/ をご参照ください。
◇一般講演
・投稿内容 論文本体(8ページ)
・投稿締切 2006年10月26日(木)
・採否通知 2006年12月 8日(金)
◇インタラクティブ発表
・投稿内容 論文本体(2ページ)
+展示イメージ説明書(1ページ)+発表機材調査表
・投稿締切 2006年12月19日(火)
・採否通知 2007年 1月19日(金)
◇ポスター発表
・投稿内容 論文本体(2ページ)
・投稿締切 インタラクティブ発表と同じ
・採否通知 インタラクティブ発表と同じ
※論文本体は(A4,2段組)にて投稿・提出していただきます.
●主催
情報処理学会 ヒューマンインタフェース研究会
情報処理学会 グループウェアとネットワークサービス研究会
情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム研究会
●組織委員会
大会委員長 河野恭之(奈良先端科学技術大学院大学)
プログラム委員長 角 康之(京都大学)
プログラム副委員長 井上智雄(筑波大学)
●問い合わせ先
contact2007[at]interaction-ipsj.org