◆HCG技報電子化のあらまし
電子情報通信学会・技術研究報告(技報)の電子化はすべてのソサイエティ/グループの第1種研究会を対象にしたサービスですが、ソサイエティ/グループによって細則には差があります。HCGでは他のソサイエティに較べ非会員の参加が多いことを考慮し、技報が不要な場合には発表も聴講参加も無料にしました。もちろん学生の参加も技報無しなら無料です。
【聴講参加費】
第1種研究会に聴講参加するための費用です。国際会議や大会などの会議の参加費と意味は同じです。電子化技報のダウンロードによる提供は聴講参加費を払った参加者へのサービスであり、電子ジャーナル、オンラインジャーナルとは考え方が異なります。この技報提供サービスを「技報オンサイトビュー」とよんでいます。
ソサイエティによっては、本来の趣旨に従い聴講参加費の支払いを研究会参加の条件にしていますが、HCGでは上述した理由により、技報が不要な場合は聴講参加費を無料にしました。そのためHCGでは技報なしの聴講参加費は存在しないので、聴講参加費は事実上、電子化技報の価格と見なせます。
聴講参加費は技報オンラインシステムで支払います。聴講参加費は上の表のとおり事前/当日、会員/非会員などの条件によって異なります。また研究会や開催月、共催研究会の有無によって価格が異なる場合があるので注意してください。技報オンラインシステムでご確認ください。
【聴講参加費の支払いと技報ダウンロード】
参加者向け技報PDFファイルの提供サービス「技報オンサイトビュー」は、技報オンラインシステムの一部として連動しています。大まかな流れは次のとおりです。
技報のダウンロードはおおむね研究会開催の1週間前から可能です。研究会終了後もダウンロード可能です。聴講参加費は研究会当日の受付でも購入できます。ダウンロード権番号は印刷してお渡しします。支払いは現金のみで、事前払いよりも割高です。また会場やその周辺でのネットワーク環境によってはダウンロードできない場合もあります。聴講参加費のお支払いと技報ダウンロードは「事前」に行うことをお勧めします。
2019年度からは技報ペイバービュー、技報アーカイブサービスも提供します。詳細は次の文書をご覧ください。(「実施ソサイエティ」、「ダウンロード可能な技報PDF」にHCGが含まれていませんが、2019年度からはHCGでもすべてのサービスを提供します。) http://ken.ieice.org/ken/online-trial.pdf
その他の発表、参加別の注意事項、および年間予約/年間登録の概要を下にまとめます。
【発表する場合】
【当日参加の場合】
【年間予約と年間登録について】
従来の年間予約(冊子体)は、1年間を通じての聴講参加費と技報ダウンロード権(技報ペイパービュー)をセットにした「年間登録」に移行します。2019年度は主に図書館向けに冊子体の年間予約は継続しますが2020年度からは完全に年間予約に移行します。
年間登録の価格は年間予約に較べると価格が40〜70%程度と経済的です。一般(会員/非会員)の2019年度の年間登録価格は次のとおりです(税別)。
HCS:8,000円(一般・会員)、11,000円(一般・非会員)
MVE:10,000円(一般・会員)、13,000円(一般・非会員)
HIP:6,000円(一般・会員)、9,000円(一般・非会員)
WIT:8,000円(一般・会員)、11,000円(一般・非会員)
◆ その他の注意事項
◆技報電子化に関する問い合わせ先
HCG技報担当
hcg-gihou[at]hcg.ieice.org
([at]は@に置き換えてください)